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米(土地改良と米の品種改良)

 青森県の稲作の歴史は古く、田舎館村や弘前市の水田跡から、弥生時代に稲作の行われていたことが確認されています。しかし、県内における本格的な稲作は江戸時代に入ってからです。すなわち、盛岡南部藩領では3代藩主重直(1606年に藩主)、弘前津軽藩領は4代藩主信政(1656年に藩主)、八戸南部藩領は2代藩主直政(1668年に藩主)の各時代に行われた厳格な検地(測量)によって始まりました。
 津軽平野は南側が白神山地、西が岩木山、東が八甲田山に囲まれており、それら山あいから流れ出る岩木川、浅瀬石川、平川などが合流して形成された豊かな扇状地です。津軽藩は、開田のための組織を作り、大規模開田事業が行われました。
 一方、南部は盛岡領、八戸領とも「やませ」の常襲地帯であるために、稲作生産増は思うにまかせず、開田熱も高まりませんでした。このため、粟、稗、大豆といった畑作に向かわざるを得ず、なかでも、大豆は良質なため「南部大豆」として大々的に生産され、広く用いられるようになっていました。こうした悪条件のなかで、南部藩において顕著な開田をやってのけたのが新渡戸伝、十次郎、七郎の三代による三本木新田開発です。この開発により、無価値の平原といわれてきた三本木平原に、その後3,300ヘクタールに及ぶ新田を誕生させることになりました。
 最近における本県の米生産高は、47都道府県中、10位前後となっていますが、10アール当たり収量は、全国平均で530キログラム(2013年(平成25年))なのに対し、青森県は584キログラムと抜群に高くなっています。優れたこの成績は田中稔氏の功績に負うところが大きく、田中氏は、耐冷品種の研究開発に没頭し、画期的な藤坂5号を生み出し、寒冷地における栽培方法の確立に尽力しています。また、1961年(昭和36年)の農業基本法制定以来、圃場や農道の整備が大々的に図られましたが、機械化に対応したこれらの事業が、収量の増加に寄与したことはいうまでもありません。

つがるロマン  まっしぐら 

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 県内の最近における主要作付け品種(うるち米)は、「つがるロマン」「まっしぐら」などです。「つがるロマン」は、コシヒカリの孫にあたる品種で、食味、品質に優れたあおもり米のエースです。津軽中央地帯を中心に、津軽西北、南部平野内陸地帯での気候・土壌条件の良好な適地で作付けしています。「まっしぐら」は、「優れた食味やブレンド特性を有し、「ゆめあかり」よりいもち病抵抗性が2ランク強く、減農薬栽培にも向いています。

 また、2015年(平成27年)10月にデビューした水稲新品種「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」は米の食味ランキングで最高ランクの「特A」評価を取得した期待の新品種です。ご飯は、ふっくらとして「つや」があり、味も良く、特に粘りと硬さのバランスが良く「こし」があるのが特徴です。



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