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林業

 平安朝期の1105年(長治2年)奥州藤原清衡によって建築された中尊寺には、青森ヒバが既に使用されており、豊臣秀吉による伏見城修築の際にも南部・津軽両藩にヒバ材差出の命が出されています。また、徳川時代成立の重要な城となった掛川城天守閣(静岡県)や金沢をはじめ北陸地方の中世主要建築物にも、やはり、ヒバが使われています。このように、青森ヒバは古くから優良材として全国に知られており、南部・津軽両藩ともにヒバ林を重要な産業資産、藩有林と位置づけ、厳しく管理してきました。なお、1869年(明治2年)の版籍奉還により、それまで幕府や各藩に属していた山林は、すべて政府に移管されています。
 近年は、木材貿易の完全自由化とその後の円高の進行により木材価格の低迷が続いています。戦後の本県の林業生産額は低下を続け、1947年(昭和22年)の林業生産額は、農業、工業に次いで3番目だったものが、近年は、鉱業にも遅れをとる状況となっています。
 なお、国有林経営は赤字に転じており、財政の健全性を回復し、将来にわたって国土保全等の役割を果たし、国民が森林のもつ公益的機能の恩恵を十分受けていくために、1998年(平成10年)10月に国有林改革関連2法が成立しました。これに基づき、公益的機能の発揮を重視した管理経営への転換、組織や要員の合理化と縮減、会計制度の見直し、累積赤字の処理などに取組み、国有林野を「国民の森林」としていくため抜本的改革が推進されることになった。こうして国有林のあり方が大きく転換するもとで、青森の国有林にも新しい動きが生まれ、それはやがて白神山地の世界遺産登録へと結実していきました。

ヒバ林

<林業>

 青森県の森林は、約64万ヘクタールで、県土面積の66%を占めており、津軽・下北両半島のヒバ、秋田県境には世界自然遺産に登録されている白神山地や国立公園に指定されている八甲田山のブナ、県南地域にはアカマツなど、それぞれの地域に特徴的な樹種が分布しているほか、県内全域にスギが豊富に生育しています。
特に、ヒバは全国の蓄積量の約8割が青森県に分布する県を代表する樹種で、青森ヒバは日本三第美林の一つに挙げられています。また、深浦町北金ヶ沢には、推定樹齢1300年、イチョウとしては全国1位の巨樹も存在しています。


 青森県の林業は、昭和10年代から20年代にかけて、戦争資材や戦災復興資材として、木材需要の増大に対処するため全国的に大面積の伐採が行われた結果、本県においても、森林の荒廃による洪水や山崩れなどが懸念され、県土の保全が喫緊の課題となりました。
 昭和20年代の終わりから30年代には、荒廃した森林を回復させるために、成長の早いスギを中心とした人工造林が進められ、本県も積極的に森林の造成に努め、全国的に非常に高い評価を受けました。
 昭和30年代以降は、高度経済成長のもとで増大する木材需要に応えるため、成長の遅い天然材が伐採されスギの拡大造林が進められました。
 これまでに造成された青森県の人工林は、平成13年で27万ヘクタールで、総森林面積の42%にもおよび、特にスギは、全国第4位の人工林面積を誇っています。これは、時代の要請に応えようとする本県の林業関係者や山村住民の努力の成果といえます。
 本県の人工林は、年々成熟し、造成の段階から木材として循環利用していく段階に入ってきました。
 平成25年度の青森県の素材生産量は全国第7位で、その約半分が県外に移出されており、丸太の供給県となっています。

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